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清水寺の歴史や見どころをご紹介! - 京都着物レンタルの京越(きょうえつ)
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清水寺の歴史や見どころをご紹介!
国内のみならず海外からの人気も高い日本の古都・京都。
世界遺産を含む数多くの寺社仏閣や歴史的建造物、古式ゆかしい風習や伝統文化が今なお息づく土地です。
見どころを挙げればきりがないものの、修学旅行や京都観光でよく訪れるスポットのひとつに「清水寺」があります。
清水寺は「清水の舞台から飛び降りる」という慣用句でも有名な寺院で、近隣にはそこへと至る情緒あふれる門前町も形成されています。
本記事では、そんな清水寺の歴史や見どころについて概観してみましょう。
清水寺を訪れる前にお読みいただき、実物をご覧いただくと、とても感慨深くより興味深く散策できることでしょう。
Contents
清水寺の歴史
清水寺は約1200年の歴史を誇り、世界遺産にも認定された由緒正しい寺院です。
恋愛成就などのご利益があるとされる音羽の滝、胎内巡りで有名な随求堂などのパワースポットも散策をすることができます。
まずは清水寺の歴史をおおまかに見ておきましょう。
いわゆる開創(※1)と、堂宇などの建立とで少々混同しそうな部分がありますが、順を追って以下に述べます。
(※1)開創とは、新たにつくり開くこと。特に寺を創建することを意味します。
西暦778年開創
清水寺の開創は西暦778年、奈良時代の終わり頃のこととされています。
現代から遡ること約1250年前です。
奈良で修業を積んだ「賢心(けんしん)」という僧侶が夢のお告げに従って京都の山中に入り、音羽山のきれいな滝のある場所で、草案を結び修行をしていた「行叡居士(ぎょうえいこじ)」と名乗る仙人に出会います。
行叡居士は賢心に霊木を授け、それで千手観音の像を彫ってこの地で祀りこの地を守るよう言い残して修行の旅に発ちました。
行叡居士の願いどおり、賢心はこの草庵と観音霊地を守りました。これが清水寺の始まりです。
さらにはその2年後、やがて征夷大将軍に任じられ武人の鏡とも称される「坂上田村麻呂」が音羽山を訪れた際に、賢心と出会います。坂上田村麻呂は賢心の教えに感銘を受け、のちに十一面千手観音本尊とする堂宇を建立しました。
清水寺の名前の由来
清水寺の名前は、音羽山に流れる清らかな「音羽の滝」に由来しています。
かつて行叡が修行し賢心が導かれた霊泉のイメージから、清き水の流れる寺という意味は観音霊地にふさわしいネーミングといえるでしょう。
なお、清水寺の山号は「音羽山」となっています。
焼失と再建を繰り返した世界文化遺産
創建から1240年以上が過ぎた清水寺ですが、その長い歴史の中では何度も堂宇が失われています。
記録では9回にもわたって全焼に近い規模で寺が焼失しており、中でも1469年には応仁の乱によって都の市街だけではなく清水寺にも火の粉が降りかかりました。
しかし当時の朝廷には失われた堂宇を再建するだけの財力がなく、応仁の乱後は「願阿弥(がんあみ)」という僧侶が中心となって勧進(※2)を行い、実に数十年もの歳月をかけて再興したといいます。
※2堂塔・仏像などの建立・修理のため、人々に勧めて寄付を募ること。
1629年にも火災に見舞われますが、その4年後に徳川家光の寄進によって再建されています。それが現在の本堂です。
このように清水寺は幾度もの焼失と再建を繰り返しながら伝えられ、現在では世界文化遺産「古都京都の文化財」の構成遺産の一つとなっています。
清水寺の見どころ
清水寺は大きな慈悲を象徴する観音さまの霊場として、古くから庶民に開かれ幅広い層から親しまれてきました。古い史書や文学のなかには、多くの人々が清水寺参詣を楽しむ様子が描かれています。
一口に「清水寺」といっても、音羽山の中腹に広がる13万平方メートルの広大な境内に、国宝と重要文化財を含む30以上の堂塔伽藍が建ち並びます。
以下、清水寺を成している代表的な見どころ6つの概要を見てみましょう。
桧舞台
清水寺の代名詞ともいえるのが「桧舞台(ひのきぶたい)」で、慣用句にある「清水の舞台」がこれにあたります。
本堂の前の崖上に張り出すように建てられ、崖下の礎石から約13メートルの高さにおよそ200平方メートルの床面が設けられています。
このように崖面に対しての建築を「懸造り(かけづくり)」といい、18本の柱と幾本もの貫が支える清水寺の桧舞台は、一本も釘を使わずに組み上げられているのが特徴です。
舞台という名のとおり、特別な法会の際などに本尊に芸能を奉演するために使われる場所です。
本堂
本尊である十一面千手観音を祀る本堂は、国宝に指定されています。
崖の上に建てられた本堂は桧舞台とひと続きになっており、内部は外陣・内陣・内々陣の3つの空間で構成されています。
内陣と最奥部の内々陣にはふだんは立ち入ることができませんが、特別な法会の際には中に入って参拝できる場合もあるため日程をチェックして訪れるのがおすすめです。
音羽の滝
音羽の滝は清水寺創建に関わる霊水が流れる場所で、現在では3筋に分かれて落ちる清水が知られています。
向かって右側は長寿、真ん中は縁結び、左側は学業成就の御利益があるとされ、いずれか一つを選んで柄杓に一杯だけを頂くのが作法です。
仁王門
清水寺の正門にあたるのが仁王門で、重要文化財に指定されています。
美しい朱色に彩られた鮮やかな門で、阿形・吽形の左右一対の仁王像(金剛力士像)が寺への入口を守っています。
応仁の乱で焼失したものの16世紀初めに再建され、2003年の解体修理を経て往時の姿が再現されました。
西門
仁王門をくぐると右手に見えるのが重要文化財の西門です。
1631年に再建されたもので、夕陽の沈む西方は極楽浄土のある方向とされることから、そこを観想する「日想観(にっそうかん)※3」を行う場所でもあります。
門というよりも神社の拝殿を思わせる特殊な造りをしており、建物としては何か特別な用途があったのではとも考えられています。
※3 日想観とは時と場所を選ばないもっともシンプルな修行法です。西の空に沈む夕暮れの太陽を見つめ、あかく染まった空に極楽浄土を想うだけで、お釈迦さまの教えを体感することができます。
三重塔
西門の裏手にそびえるのが重要文化財の三重塔です。
1632年に再建されたもので高さは約31メートル、内部には大日如来を中心に密教の曼陀羅世界が構成されています。
京都市街からも眺めることのできる、清水寺の象徴的な建造物です。
清水寺へ行くには京越 清水店がおすすめ
着物レンタルをして清水寺へ行くには京越 清水店がおすすめです。
京越 清水店から清水寺には徒歩約5分で行くことができます。門前町を通り、着物でゆったりと清水寺散策をするにはぴったりの立地です。
お戻り後は1階のお土産店でお土産を選ぶこともできますので、清水寺へ来たら是非お立ち寄りくださいね。
まとめ
京都の寺院の中でも非常に有名な清水寺ですが、その歴史は古く見どころも豊富です。
歩んできた歴史や携わってきた人々の軌跡などを念頭に参拝し、古代から連綿と続く信仰の形跡に思いを馳せてみるのも、鑑賞の楽しみの一つではないでしょうか。
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